Michihito Murata


大阪大学大学院文学研究科教授。1955年大阪府大阪市生まれ。1977年大阪大学文学部卒業、1981年、大阪大学大学院後期課程中途退学。大阪大学文学部助手、京都橘女子大学(現京都橘大学)文学部専任講師、同助教授、大阪大学文学部助教授を経て2002年より現職。現在、大阪大学適塾記念センター教授を兼ねる。博士(文学)。
 専門は日本近世史。『近世広域支配の研究』(大阪大学出版会、1995年)、『日本史リブレット93 近世の淀川治水』(山川出版社、2009年)、適塾記念会緒方洪庵全集編集委員会編『緒方洪庵全集 第四巻 日記 書状(その一)』(大阪大学出版会、2016年、共著)などの著書があるほか、各地の自治体史編纂に携わっている。江戸時代における幕府や大名・旗本などによる民衆支配の特質が主たる研究テーマで、「支配の実現メカニズム」という観点から検討を進めている。また、支配研究の一環として、治水史や医療行政についても研究している。
 

Sessions

IJET-29 Keynote

IJET-29 基調講演

緒方洪庵と適塾―洪庵の種痘事業を中心に―

Abstract

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