田畑泰彦


京都大学再生医科学研究所 生体組織工学研究部門生体材料学分野 田畑研究室教授 1981年京都大学工学部高分子化学科卒業。京都大学工学博士(1988年)、医学博士(2002年)、薬学博士(2003年)1988年京都大学医用高分子研究センター助手。1991-1992年米国MIT、ハーバード大学医学部客員研究員。1996年生体医療工学研究センター助教授。2000年現職教授。工学、医学、歯学、薬学の14大学の客員教授。日本バイオマテリアル学会賞(2002年)、日本DDS学会水島賞(2011年)、日本再生医療学会賞(2014年)、日本学術会議会長賞(2016年)の他5つの受賞、日本再生医療学会、日本炎症再生学会、日本バイオマテリアル学会、日本DDS学会理事。内閣府日本学術会議連携委員。1350学術論文。140件の特許申請、7つの国際学会誌のEditor.
 
 

Sessions

モノつくり技術からみた先端医療と生物医学研究 -自然治癒力を介して病気を治す再生医療を中心としてー

再生医療とは、体本来のもつ自然治癒力を高める先端医療の一つです。この自然治癒力の基である細胞の増殖、分化(成熟して生物機能をもつこと)能力を高めることで、再生医療が可能となります。生体組織は細胞とその周辺環境からなっています。周辺環境を説明するために、細胞をからだに例えてみます。...

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