「説明するけぇよぉ聞きんさい」

現在YouTubeで「iPad」と打込むだけで「iPad 広島弁」がサジェストされてしまう。Googleに至っては、広島県内でのiPad取扱い店舗を調べたいと思って「iPad 広島」と打っても、なかなか店舗の情報は得られず「iPad 広島弁」という結果ばかりを見ることになってしまう状況である。これらはとりもなおさず講演者による「iPadビデオ広島弁吹き替え」の影響である。

日本時間2010年1月28日未明、Apple社からiPadが発表された。iPadそのものとともに、同時に公開されたiPadビデオにひどく感銘を受け、なぜかその吹き替えをしたいと口走ったことがきっかけで、翻訳・吹き替えの素人でありながらそのiPadビデオの非公式な吹き替え版を作成してしまった。iPad米国発売日である4月3日にひっそりとその音声を公開したところ、1ヶ月後、それを面白いと思って下さった方がAppleのオリジナルのiPadビデオと音声をあわせてニコニコ動画へアップロードされ、さらにまた別の方がYouTubeへアップロードされて、そこから突如ネットの一部で話題となった。

講演ではその経緯をもう少し詳しく述べ、さらにそのたくさんの反響と、講演者が反響から感じたこととを軽薄に紹介する。内容はあくまでも翻訳・吹き替えに関して素人のものであることをご了承いただきたい。