自分の身は自分で守る! 泣き寝入りしないためのやさしい法律講座

フリーランスとして仕事をしていく上で、法律的にどのようなことに気をつければいいのか、法律はどうすれば味方になってくれるのか、女性司法書士がわかりやすく説明します。

1. フリーランスとしての責任

フリーランス=個人事業者として仕事をすることは、言語のプロフェッショナルとして対価(報酬)を得る仕事であり、そこに個人と企業で責任の差はないように思われます。とはいえ、一般的に企業などと比べて立場の弱いフリーランスはすべてにおいて企業と同等の責任が課されるのか、何か保護はないのかといったことを説明します。

2. 契約について

契約とはどういうものなのか、契約成立のタイミングや契約書の必要性の有無などについて説明します。また、フリーランスとして契約を締結する際の心構えやその他の注意事項についても説明します。

3. クライアントや取引先からの要求にはどこまで対応すべきなのか

フリーランスの皆さんは、クライアントや取引先からインターネット環境のセキュリティー設定などといったさまざまな要求を押しつけられることも多いはずです。このような要求への対応の必要性や万が一要求を守れなかった場合の責任問題などについて説明します。

4. 報酬の支払いについて

報酬を支払ってもらえないときの対処法や解決策を説明します。

5. 契約上のトラブルについて

契約業務にトラブルはつきものです。翻訳のミスが発生してしまった、体調不良・パソコントラブルなどでどうしても依頼された仕事をやり遂げられない状況に陥ってしまった、という場面もあるかもしれません。そのような場合、法律や契約でどのようにトラブルを回避できるか、もしくは責任を負うかについて説明します。