日本語スタイルガイドとうまく付き合うには ~スタイルガイドの背景とツボ~

産業翻訳ではこれまで、スタイルガイドが使用される分野は比較的限られていましたが、さまざまな企業が自社ウェブサイトを持つようになり、大量の情報がデジタル化され蓄積、利用されるなかで、表記や表現の統一のためのスタイルガイドへの関心は高まっています。また翻訳サービスに関する国際規格の中には、規格要件への適合条件として「スタイルガイドの使用」を挙げるものもあります。今後、産業翻訳にかかわる人にはスタイルガイドの使用が求められるケースが増えるでしょう。しかし、クライアント各社でバラバラのスタイルガイドに効率よく対応するには、クライアントが意図するところやポイントを押さえる必要があります。

本講演では主に、日本語への翻訳で使用する日本語スタイルガイドを扱いますが、日本語から外国語への翻訳への応用など、意見交換も歓迎いたします。

対象:翻訳会社の社員、フリーランス産業翻訳者

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