英文契約書の読み方、書き方、訳し方を修得するにはどうすれば良いか?

~「ライセンス契約」、「販売店契約」、「合弁事業契約」を中心に~

国際化の進展により、英文ビジネス契約が締結される取引が増加しています。日本に事務所がある日本企業と欧米・アジア・中東等海外の企業との取引で締結される英文契約書が中心ですが、海外進出を現地子会社や合弁事業として果たし、現地で地元あるいは現地から見た外国企業との取引条件を英文契約で確認する事業も日本企業には増加しています。

このような状況のもとで様々な種類の国際ビジネス契約を英文契約書という形で締結するとき、どのように「英文契約書」を読み、書き、そして翻訳すれば良いのかは、非常に重要になってきます。本講演では、英文契約書を「読む」(日本語に訳して理解する)、「書く」(日本語の契約書を英文契約書に直す)には、どのような事項について気をつけなければならないのかを、具体的な契約条項を取り上げ、仮想ケースとして紹介し、出席者の方々と一緒に考えてきたいと思っています。

身近に感じていただけるように、講師・プレゼンターが経験した現場体験の事例を少し変化させた形で取り上げたいと考えています。例えば、日本のキャラクターの海外企業へのキャラクターライセンスをするとすれば・・・など。翻訳に当たっては、現地法、例えば米国ならUCCの知識も大事です。不可抗力なら、英国のImpossibilityやFrustration、フランスのフォースマジュール、米国UCCのコマーシャル・インプラクティカビリティーなどがあります。具体的に翻訳に際し、戸惑う重要な法律、契約用語や契約条項例も時間を見計らいながら、取り上げたいと考えています。

我田引水になりますが、時間のある方には、講師・プレゼンターの「英文契約書の読み方」(日経文庫、2006年)、「英文契約書の書き方<第2版>」(日経文庫、2006年)や「英文ビジネス契約書大辞典 増補改訂版」(日本経済新聞出版社、2014年、全1336ページ)に目を通していただけましたら、より楽しくご参加いただけるかと思います。