Fumikiyo Nagawa

兵庫県西宮市生まれ。京都大学大学院博士課程修了まで27年間、関西で過ごす(基本的に関西弁)。その後、故郷を離れ、広島県安芸高田市、マサチューセッツ州ケンブリッジ、カリフォルニア州バークレー、愛知県岡崎市など各地を転々とした後、首都圏に落ち着く(千葉県柏市在住)。引っ越し経験12回(平均約3年に1回)。現在、東京大学大学院理学系研究科・生物化学専攻・講師。現在の研究テーマは「免疫系の起源と進化」。脊椎動物で最も下等な無顎類(ヤツメウナギやヌタウナギ)の抗体遺伝子がゲノム再編成により多様化する仕組みを研究している。翻訳者としては新人(経験1年)。職務経歴などについては、以下をご覧ください。
http://jat.org/translators/6109

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ゲノム科学の進歩と医学・生物学の変貌

ヒトゲノムの全貌がほぼ明らかにされたのは2003年、約13年かけ30億ドルが費やされました。その後、次世代シーケンサーが開発され、その能力は半導体のムーアの法則をも凌駕する猛烈なスピードで向上しています。近いうちに1個人の全ゲノム配列が1000ドル以下で決定できる時代がやってきま...

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