Kunihiko Nagatani

BIO
京都外国語大学国際言語平和研究所客員研究員、国際的な翻訳ボランティア団体「被爆者証言の世界化ネットワーク」(略称・NET-GTAS)代表。1968年、毎日新聞社に入社。大阪本社編集局社会部記者に配属。1年後に広島支局に異動。その後、大阪編集局社会部、京都支局次長、地方部副部長、学芸部長、メディア事業本部長、制作局長、特報部編集委員(局長職)を経て2003年定年退職。翌04年、京都外国語大学教授に。

Sessions

原爆被爆者の証言を多言語化する

米国のカジノの拠点、ラスベガスの片隅に、等身大の美女のパネルを玄関に飾ったビルがあります。何あろう、国立核実験博物館。20世紀後半に近くの砂漠地帯で盛んに大気圏核実験が繰り返されたことを記念した建物なのです。

でも、ここでは核兵器の材料であるプルトニウムの生産工程や、巨大なキノ...

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