デモで見せます。私の翻訳チェック 〜ツールの恩返し〜

2017年のJAT総会基調講演で翻訳チェックの考え方をお話ししました。人間の能力に依存したチェックでは翻訳ミスの完全な検出は難しく、また、人間の高い能力が邪魔をして勘違いを起こし、ミスを流出してしまう。そういった人間の不安定な能力をツールでサポートし、さらにはチェック方法を「単純照合」に転換して人間の精神的負担を軽減することでチェック精度を上げて翻訳不良の流出を防ぐというアプローチをお話ししました。今回はその考え方に基づいて私が実際に行っている翻訳チェックを、実演してお見せいたします。拙作のWildLightやMildLiteなどのツールをどのように翻訳に利用し、ミス撲滅や業務効率化を図っているかを、翻訳作業のフローにしたがって、デモを交えてお話しします。

講演の対象者:社内・フリーランス翻訳者、社内翻訳の部門管理者、チェッカー、WildLightユーザー