音声入力ソフト活用における2つの盲点

日本人による英日翻訳・日英翻訳への音声入力ソフト活用について、3年間にわたる実践に基づき、本音トークいたします。実演に使用するソフトはドラゴンスピーチおよびアミボイス。音声入力ソフト導入前は劇的な効率アップの期待に胸がときめくものですが、結局キーボード入力の方が速いような…という方が多いと聞きます。私も同じでした。音声入力ソフトをトレーニングしたり、セミナー等でいろんな技を覚えたり、PC環境をアップグレードしたり、入力スピードアップのためには様々な方法があります。しかし、その方法に費やした時間と労力に見合った作業効率化は達成できているのでしょうか? 音声入力を活用したいがために、そのオペレーションに注意がそれて翻訳品質の低下を招いていないでしょうか?

そんな疑問を抱いて悶々としておりましたが、私は2つの盲点に気づくことで解決できました。本セッションでは、特にこの盲点を明らかにし、具体的な解決法を示したいと思います。参加者の皆さんにとって音声入力効率化の一助となれば幸いです。