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特許翻訳に一言
許翻訳の品質向上のためにいろいろなレベルでさまざまな試みがなされていますが、本講演においては、あまり行われていない二点を中心に述べます。一つは、特許翻訳者と特許実務者(弁理士や出願する組織の知財担当者など)との情報や意見の交換(共同作業)についてです。もう一つは、特許出願・特許審査に関して、特許翻訳者にとって最低限必要な法律的な知識についてです。中堅以上の特許翻訳者(特許翻訳の基本は理解されている)を聴衆として想定しています。翻訳を始める前の時点で、特許出願書類を書いた特許実務者からどのような情報が特許翻訳者に渡されればいいでしょうか。特許翻訳者は訳文言語の国の特許法や特許実務の何をどの程度まで知っていればいいでしょうか。本講演内容を実践されることで翻訳品質は必ずや向上すると信じます。皆様のご来場をお待ちしています。