IJET-33 (May 9–11, 2025)
Session
可視性が高まれば可能性もエンドレス!翻訳通訳のビジネス機会につなげる新時代の戦略方法
コロナ収束に伴い翻訳通訳の需要が急回復してきたものの、ここ数年の経済ロスやインフレと景気後退、昨今のAI技術の急速化などを見ると業界が再び大きく影響を受けることは否めません。
長いスパンで活躍し続けるためにも、従来とは少し違うマインドで戦略を考えるべきなのではと危機感を抱いている方も多いのではないでしょうか。
実務では裏方や黒子に徹するのが私たちの仕事ですが、最近ではメディアやSNSで発信する通翻訳者も増えてきました。
「検索しても名前が出てこないのは存在していないのと同じ」とさえ言われる時代においてVisibility(可視性)を高めることは大きなプラスとなり、この業界でも当たり前の慣習になっていくと予想しています。ウェブプレゼンスが無いため、知らないうちに機会損失になっているケースもあるでしょう。
効果的に可視性を高めることで、プロとしての社会認知や競争力が増すだけでなく、業界のイメージアップにも貢献できると考えます。さらには予想外の新しい機会やチャンスに恵まれプロとして大きな飛躍につながることも。潜在的なクライアントがいるところでのWin-winなやり取りがビジネス機会に発展していきます。
職人的スキルは優れているけれどビジネスセンスがない…という方でも、視点をシフトさせれば自分の強みを活かした方法でスタートできます。「言葉のプロ」だからこそ質の高い発信ができるはず。
経営者と通訳者の両方の経験をベースに留意点や実例も含めてお伝えできるのを楽しみにしています。