西原 玲奈

西原 玲奈

(にしはら れいな)

中村学園大学非常勤講師、日本医療通訳アカデミー講師、九州通訳・翻訳者・ガイド協会K-iTGアカデミー主任講師、産業翻訳者(主にファッション・フード業界のマーケティング)を兼業中。

日本医療教育財団医療通訳専門技能者、国際臨床医学会(ICM)認定医療通訳士。JAT会員。

医療通訳教育や大学英語教育におけるAI活用に関心がある。

JATに入会したのは、当初のIJET福岡開催予定時に遠方から来られる翻訳者さん方と釜山旅行を計画しており、IJETに参加すれば旅行が盛り上がるだろうという、やや不純な動機から。しかし、釜山旅行は流れたものの、入会して繋がりや勉強の機会が広がり、JATに感謝している。

東京大学理学部卒業。東京大学理学系大学院博士課程中退(病気療養のため)。修士(理学)。長い闘病と介護を経て社会復帰。現在、上記の職を兼業しながら英国セントアンドリュース大学TESOL修士課程distance learning コース在籍中。

IJET-33 Sessions:
医療通訳制度と教育

Sessions

医療通訳制度と教育

国際臨床医学会(ICM)が2016年に設立され、2019年にICM認定医療通訳士制度の運用を開始し、翌春より年1回認定するようになりました。英語と中国語の医療通訳士認定は経過措置の実務者認定期間が終了し、現在では厚生労働省の医療通訳育成カリキュラム基準を満たした講座を修了し、指定3団体いずれかの医療通訳試験に合格することが主な要件です。 医療通訳や医療英会話といっても、立場によって必要なアプローチが異なってきます。 自身が日本医療教育財団の医療通訳技能認定試験(専門)の合格者としてICM認定を取得し、日本医療通訳アカデミーの上記カリキュラム準拠講座、栄養士養成大学、九州通訳・翻訳者・ガイド協会および医療従事者に個人レッスンで教えている立場から、医療通訳試験対策、医療従事者の医療英会話、英語通訳案内士の危機管理としての医療通訳それぞれの取り組みについて紹介します。

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